昔のドラマって、ものすごいんですよ。
エネルギー高めな異次元な雰囲気のとりこになっています。
今だったらありえない無自覚な差別や、あらゆる種類のハラスメントがバンバン出てきます。
男尊女卑的だわ女優さんは無意味に脱ぐわ、ルッキズムの極みな構成だわで、いちいち引っかかりますが、
時代が進むのはいいことだと心から思える副産物もあります。
そんな環境の中で樹木希林さんは、独自のスタイルを確立させていくわけです。
1974年にテレビ放送されたドラマ“寺内貫太郎一家”では、わずか31歳でおばあさん役を演じているのですが、これがびっくりするぐらいハマっているわけです。
超個性な俳優さん、希林さんの生き方すべてに共通してみえるのは、
“持って生まれたものはすべて活かす”プラスのアイデアしかないところです。
晩年「人間が老いていく、壊れていく姿も見せたかった」と、
体が動く限り映画に出演され、遺作となった“命みじかし、恋せよ乙女”の迫力。
おばあさんらしいおばあさんな女優さんを見ることがなくなってしまった、
アンチエイジングな時代に光る、まっとうな自己肯定。
ずっとずっと芸能界の重鎮として君臨していただきたかったです。
樹木希林さんんは1943年1月15日生まれ。
雨の星のひとで、ハートの星は革新です。
雨×革新の星の組み合わせを持つ人は、人生大勝負のタイミングを逃さないことで大開運。
人あたりはまろやかなのですが、実は激しく熱い心の持ち主で、
それは時にバランスを取るのが難しいほどです。
はた目からはまったく分からないんですけどね。
静と動がアンバランスになりやすいので、ちょこちょこ意識的に発散していくこと、スポーツをすることなどが開運行為になります。
美しいものに積極的に触れていくことも、ストレス撲滅にはかなり効果的です。
人生を小さくまとめない心構えも大切で、ここぞという時には一発大勝負に出ることで、
一気に運が開いていくのも特徴ですよ。