ご好評につき上映延長!
のはずが、平日昼間の映画館は私を含め数えるほどの観客で、
観やすくありがたい反面、心配になりました。にっくきオミクロン。
とはいえドライブ・マイ・カーは最高で、
その中でも、霧島れいかさんのとんでもない妖艶さと分からなさ、美しさに圧倒されました。
必要最低限の肌の露出なのに、
大人向けのシーン多めなのに、
上品なのは 濱口竜介監督×霧島れいかさん×村上春樹さんのハーモニーのなせる技です。
霧島れいかさんは1972年8月5日生まれ。
山の星のひとで、ハートの星は仲間です。
男星と女性の組み合わせ、このギャップが妖艶さを生むのかもしれない。
生まれた時の身体×星の陰陽
っていうのがあるんですけどね、
1・女性×陰(ー×ー)
2・女性×陽(ー×+)
3・男性×陰(+×ー)
4・男性×陽(+×+)
霧島れいかさんは2番目の組み合わせです。
女性の俳優さんにとても多い組み合わせで、これが「女優は中身が男っぽい」と言われるゆえんなのかなと思うんですよね。
あまり男性が女性がと言いたくないのですが、
あぁ、もっと適切に説明できる語彙力がほしいところですが、
女性の身体とタフな男性のムード、このギャップがたまらなく素敵だなと思うんです。
霧島れいかさんはその中でも特に星の強みを活かされています。
自営業といいますか、組織より個で生きれば生きるほど開運。
ひとりでできるクリエイティブなお仕事に出会うと、強い気もちで人生を開拓、やる気スイッチがオンになります。
離婚されているとのことですが、再婚星がありますんでね、
しかも2023年からドドーーーーンと入ってきちゃいます。
うらやましい話題がありそうなタイミングです。
ドライブ・マイ・カーは丸ごとの人間の人生賛歌。
対面鑑定をしてきたことが、自分の考え方に少なからず影響を与えたようで、
それは、人間に起きる(起こす)ありとあらゆることに、
「そういうことって、あるよね」って思うようになったことです。
事実が先、それをそのまま丸ごと飲み込む。
昔はそうじゃなかったように思うんです。
「こうあるべき」
「どう解釈する?」
と、常に思考が先で、世界は自分の尺度のなかにある ジャッジする世界。
だけど人生には良いも悪いもなくて、丸ごとの人間が生きてるだけなんだ。
と、そんなことを改めて思えた映画でした。
映画の中に引きずりこまれて、観客はみんな「自分ごと」になってしまう。
最高の作品でした。
もういちど観たいけれど その前に、
村上春樹さんの原作と、チューホフのワーニャ伯父さんを読みたいので、
それまで上映していてくれますように。