今回は「0学」に続き、私の用いている占術のひとつである「宿曜占い」についてご紹介をいたします。
これもまた「私はこう理解して、こう使っている」な、独断と偏見しかありません。
占星術を愛して止まない占い脳とすると、邪道かもしれないけれどブレンドしてしまう。
それぞれの占星術の気持ちいいところをターンテーブルに載せて繋げたい、お願いDJ曲を止めないで状態です、ちょっと何言ってるかわかりませんねすみません。
で、宿曜占い。これもまた当たるんですよ。
「あなたはこんな性格」や、「人間関係の吉凶」はもちろんのこと、
個人的おすすめしたい興奮ポイントはどこなのか。
それはズバリ開運法です。
誤解を恐れず言えば、これはかなり人を選ぶと思うんです。
「彼からLINEの返事はいつ来ますか?」
「いつごろ結婚しますか?」
のような一般的な占いラヴァーとは決してマッチしないであろう、芯を食ったガチ説教。
東洋占星術変態でなければ決して喜ばれることはない、上から目線もとい仏から目線です。
興味、湧いてきちゃいました?きちゃっているとして進めます。
宿曜占いは、西暦804年、遣唐使(懐かしい!)に従って中国の都 長安に遊学した空海さんが、日本人としては初めて「宿曜経」に接し、持ち帰ったといわれています。
その目的は、人々の救済と国家護持、仏事を行う日の吉凶判断のため。
ってこれ、むちゃくちゃざっくりした説明になっています。登場人物も物語もここでお伝えするには展開しすぎているので、気になるかたは是非本を読んでみてくださいね。
で、その宿曜経はどんなふうに構成されているのか。
インド古来の二十七宿体系に基づく占星と、
ギリシャ伝来の七曜(日、月と火、水、木、金、土の五惑星)と、
十二宮による占星術をミックスして、
十二宮、二十七宿、七曜の星の関連で、年、月、日、および個々人の吉凶に関する占法を、東アジアで最初に体系的に詳細にまとめた書物です。
って、こう書くと「あ、無理。」ってなりますよねなりますよ。
でも、先ほどお伝えしたように、おすすめポイントはまず開運法ですから。
開運法ってことでわくわく読んだら、芯を食ったガチ説教されますから安心してください。