何気なくTwitterのおすすめをスクロールしていたら、興味深いツイートがあり熟読してしまいました。
ツイート主(女性)が、どんなお仕事をされているのかは書いてありませんでしたが、
絶賛婚活中の40代男性を集めて、本気のアドバイスをした企画がボツになってしまった、とのこと。
「どんな意見でも真摯に受け止めます」と男性陣は言っていたのに、実際にそうしたら受け止めないし怒り出したと。
その一連の流れが、詳細に書いてあったんですけどね、
あぁ、それ男性だけじゃないんだなぁ、何なら老若男女みんなですよ。もっと言えばわたしもあなたもみんなそうなのさ。でもそんなの分からないよね。と、心からのわかりみ、同情、共感してしまいました。
仮にそこに愛があったとしても、伝わらないものは伝わらない。
(少しだけ)困りごとがあって、それを解決したいと人が思うとき、求めているのはオプションとして追加できるようなアイデアであって、
自身に変化を促すようなダメ出しではない。1ミリもないと断言できちゃうんです。
それぐらい人は変わらないし、簡単には変われないということ。
でもチャンスはある人にはあって、それがどんなタイミングかというと、
死ぬほど辛い経験をしたとき。
このままでは生きていける気がしないから、変わらざるを得ない。
つまり死ぬほどの反省や後悔をして、初めて人は、心から変わりたいと願うのかもしれなくて、
それは10代でも起こる人には起こるし、ない人には一生ないけれど、どちらがいいとか悪いとかでもないと思うんです。
例えば、黒いシャツよりも白がいい、とかの些細なことでも、いや些末なことだからこそ変えないのは、聞く耳を持っていないから。
それは逆に言えば自信の表れなので、健康な証拠。
自身でしかコントロールできないのにも関わらず、いつだって自信のありすぎなさすぎのバランスを取るのは激ムズなので、
じゃあどうアドバイスをするのが正解だったのかというと、
「こうするほうが、お得ですよ」
これに尽きるんです。
あなたはそのままでオールオッケーだけど、こっちのほうが流行ってるしウケがいいし、お得でっせ!
そこに具体的なソースがあると完璧です。
40代男性に、婚活にプラスになるデータをお見せする。
プラスのオプションを提示する。
「あえて変えてみるなら、しいて言うのなら、こういうのがトレンドですよ」
だけで十分いい仕事になるはずです。