早坂和夏のときどき占いたいブログ

あなたはどんな☆星?

最新 天中殺入門 を読んでみたら、読み物としておもしろいだけじゃなくきっちり完結していて、その網羅ぶりがすばらしかった話。

占星術の本を読むのが とても好きです。

四柱推命?なにそれ?と、書店で手に取った遠い昔から 今でも、

目についたらとりあえず読んでみる占い脳です。

でもですね、市販されている本って正直、こ難しくて内容が薄いんですよね。

そんな中で久しぶりに読みごたえのある一冊、ワンテーマなんだけどきちんと網羅されていて、改めて勉強になったので、

占いにちょっとだけ興味があるかたにも、そして占星術をお仕事にしているかたには、釈迦に説法になってしまうかもしれませんが、みなさまにおすすめいたします。

長くなってしまうので“東洋占星術”とざっくり自己紹介してる わたしですが、その中身は、

四柱推命や算命学、九星気学、風水、宿曜、0学、姓名判断と、いろいろです。

実際に鑑定するときは、そこに まったく違う占術も加わったりするのですが、

ルーティンとか順番とか、ぜんぜんないんですよね。

上記した占術のなかの、そのまた細分化された占術を織って重ねていくような、それを無意識でやっている感じです。

英語の勉強に例えるなら、細分化された占術のひとつひとつが英単語で、

ひとつだけじゃ意味が分からないけど、パーツがつながるとストーリーになります。

その中でも、天中殺占い(空亡とか大殺界のアレ)はパーツとして完結していて、精度も高い。

それだけで一冊みっちり書かれているのもすごいし、読みやすい文章なのもすばらしいです。

“天中殺”という項目、パーツだけなら この一冊だけでもいいよね、っていう網羅ぶりです。

ちなみに天中殺とは、12年のなかの2年間、1年のなかの2か月、12日のなかの2日、

運勢の天井と底がなくなるような期間です。

世間では“不運な時期”と決めつけられている感じですが、そうではなくて、

運勢が爆上げしちゃう人もいるし、悪事が明るみに出ちゃう人もいるけど、

すべては虚、無に帰ると考えてゆるく行こうよ、肩の力抜いて抜いて!と、そんな風にとらえています。

子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥

と、天中殺期間は6種類あって、わたしも みなさんも、どれかしらに属しているのですが、それぞれに意味と性質があるから、こんな風にするといいよ、

みたいなことが、これでもかという文字数とプロフェッショナルな表現力で説明されています。

もちろん天中殺占いだけでは、運勢や宿命のすべてをみることはできませんが、

読まれたら「なるほど」と思えるところもあるんじゃないかと思いました。

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