早坂和夏のときどき占いたいブログ

あなたはどんな☆星?

宇野千代さんを占ったら、恋愛で消耗しない。どこまでも私のために生きるスタイルにちょっと憧れた話。

前回は東郷青児さんを占わせていただきました。

きっちり運勢の大波にさらわれて、愛の渦に呑まれてしまった男の優しさと弱さが 小説 色ざんげ になったかのようで、それを書いたのが宇野千代さんでした。

東郷青児さんと同じぐらい波乱万丈な人生に見える宇野千代さんですが、占わせていただいたら、ものすごく運勢を乗りこなしているように見えるんですね。

それだけでなく数々の恋愛遍歴も、そうしていることが自然で楽しそうです。

「男は変えるほど堕ちていく」だったかな、瀬戸内寂聴さんの言葉なんですけどね。

出会う男性は最初の結婚相手がいちばん良くて、二番目からはいろんな意味で落ちていくからおやめなさいと、そんな意味だったと思うのですが、

宇野千代さんの恋愛は、男性を変えても変えてもたぶん ぜんぜん消耗しない。対極にあると思うんです。

関係を始めたければそうするし、ある日ふと自分の気もちの終わりに気づいたら、その瞬間体は次の場所に行っているはずで、

ひとつも受け身じゃなくて、私がするんだ私のために。って そんな星の雰囲気です。

全力で人生を選んで進んでいく感じ。

恋愛加害者になることはあっても被害者になることはなさそうな生き方は、今の時代だったら炎上の人になっているのか、憧れをもってリスペクトされているのか 気になるところです。

宇野千代さんは恐ろしいぐらい運勢の通りに生きていた。

Wikipediaによると、宇野千代さんが世に出るきっかけは1921年、懸賞に応募して一等になって晴れて小説家として活動するところからなのですが、このタイミングですよ。

もうぴったりです。1920年に大きな星の入れ替わりがありそれは、紀元前・後ぐらいのインパクトで もちろん生まれたのは“私”です。

憑依の星をお持ちなので、登場人物ひとりひとりになりきって書かれていたのかな、こんな才能の星の使い方もあるんだなと勉強になります。

そしてずっと強い運勢の中にいて、雑誌社を作りそこで自身の小説を連載したり、この“ふたつのことを同時にする”のも開運行為で、ひとつのことに没頭するより生産性がぐんぐん上がっちゃう星なんです。

ですがその会社が倒産してしまうのが1959年、と同時に離婚。

これが第二のブレイクにつながる運勢の流れのまんまで、1960年からいよいよ大きく運勢が急上昇です。ここで初めて運勢が本気出してくる感じなんですね。

攻め攻めの姿勢で、壊すことを恐れない。

運勢に身をまかせているようで振り回されない、ますますハマってしまいそうです。

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