なかなか会えないオトコ。そりゃあ中毒性高いよね、という話になります。
占いのご相談に頻繁に登場するのが「なかなか会えない彼」です。
事情はさまざまですが、とにかく会えない連絡つかないなんなん?って話ですよ。
別班の乃木ですら、薫さんに会いに、ジャミーンの手術には立ち会えるっつのに、「ちょっと待ってて」からの1か月ってどゆこと?
あ、もしかして日本にいない?ずっと飛行機ガチマナーモード?秘境?
大喜利ができるぐらいの繋がらなさが特徴のようです。
「いつ連絡がついて会えるのか」これだってもちろんケースバイケースのいろいろですが、ここではそれではなく、彼らの希少な魅力について深掘りしてみたい。
皆さまは、オンラインカジノをご存じでしょうか。
しばらく前にあった誤送金事件のアレ、四千万円以上のお金を瞬間的に使い、失う方法がこの世にあるなんてと背筋が寒くなりました。
でも、そういうこともあるだろうなぁという説得力も感じたんですよ。たとえそのギャンブルに100%負けると分かっていても(分かっているからこそ)ドーパミンに抗うのムズイよね。
でもしみじみ思うんです。なかなか会えない彼らは、ギャンブルの“当たり”にとてもよく似ている。
最初にちょっとしたビギナーズラックがあったりして楽しさに気づくけど、それが頻繁に、日常になってしまうとドーパミンは出なくなってしまう。
不規則に訪れるその喜びは、メンタルゼロポイントからプラスへの上がりではなくて、実はマイナスからゼロにバロメーターは振れているから、渇望だったり飢えた感じになってしまう。
ニコチンが切れた感じ?(タバコ吸わんけど)
かなり不快だから根絶しようと思ったところの絶妙なタイミングでご来臨。
ドーパミン。
これに抗える人類が存在するのであろうか。
しかもこれは自由恋愛と言う名のもとで行われているから、四千万円どころか無課金でできる。
誘惑が過ぎるってば。
偶然 肩にものすごく綺麗な蝶々が止まった。みたいに楽しいことほど追い求めずにいたいけど、そうできるには人間一万回ぐらいの解脱が必要なのかもしれない。