レディガガやビルゲイツ、
一般に知られている 成功者のサクセスストーリーってあるじゃないですか。
すごく貧しかったけれど 諦めずに努力した、みたいな。
でもそんなのは綺麗ごとで、本当はそうじゃない。
成功者が自ら進んでは語らない、こじ開けたドアが過去にはあった。
成功するためには3つめのドアを探して開ければいいんだよ、
という何とも魅力的すぎる自己啓発書で、開運ブログの占い脳はしっかり釣られています。
3つめのドア、サードドアとは
1つめのドアが正面入口(長い行列、99%の人が選ぶ)
2つめのドアはVIP専用
3つめのドアは関係者のみが使う、出入り口
成功者はこの3つめのドアから入るために、関係者と仲良くなっていったし、
著者自身も 海賊王に俺はなる!ぐらいの勢いでセレブリティにアタック、サードドアをバンバン開けて、時には失敗しながらも 実際に成功したという実話です。
占い脳としては考えるわけですよ。
普通の人にはないアイデアと行動力、そもそも尋常じゃないモチベーション。
これらは運勢が爆上げし始めたときの、あれこれにすごくよく似ているし、
そこでラッキーな結果になるのも、それっぽいなと。
著者はアレックス・バナヤン Alex Banayan
1992年8月10日生まれ。
山の星のひとで、ハートの星は自立です。
アレックスさんの才能はズバ抜けた独立心。占い的には、成功した最大の要因は壊れる運勢の力を使って親離れできたこと。
占いでみるアレックスさんのテーマって、あらゆるものからの自立・独立みたいな雰囲気なんですよね。
どんなことがあってもゆるがない独立国家の主っぽくて、現代ならビックな個人事業主ってところでしょうか。
アレックスさんのご両親は医師で、彼は跡継ぎになるべく医大に通っていたが、やる気がぜんぜん起きなかったとのこと、
まぁ、そうですよね。
跡継ぎになれない宿命の子丑天中殺。
親離れしないとご自身の運勢が動き始めないのが特徴ですが、ここにはものすごくジレンマがあったはずで、
親と一緒にいたいっ!!!
という星の組み合わせもお持ちなんです。
この最大の難関のドアを突破されたのが、大学1年生18~19歳の頃で、それは、
自分の内側も外側も、もうぜんぶ壊しちゃえ!
自ら変えなければ、なんらかの外的要因で変わらざるを得ない出来事があったりする、そんなタイミング。
“壊す”って言うと、ちょっとネガティブな印象があるかもしれませんが、運勢的にはぜんぜんそんなことはなくて、
基本人はどんどん変わっていくもので、
それが行動範囲と人間関係の広がりによってなのか、
それとも今までのスタンス、シチュエーションをぜんぶひっくり返してのことなのか。
どちらも進化だと思っています。
そして2021年、29歳のアレックスさんは、ここでやっと爆上げ運勢の波に乗りました。
その結果、極東のしがない占い師にも本が、メッセージが届いているわけで。
ひとりでふむふむと納得、勉強になったのでした。