初恋の悪魔、始まってしまいましたね。
始まってしまったということは 終わる日も近づいたわけで、もうすでに寂しいです。この気もちは恋に近い。
“小洒落てこじれた ミステリアスコメディー”、とありましたがそうなんですよ、阪本裕二さんファンにはこの小洒落感がたまらなくて、なのにうっとりしていると7話めぐらいで息をのむ、心臓が縮むような展開がやってくるので油断なりません。
そして占い的に星強め、かっこいい女性が登場するの多めなのにもしびれています。
そのかっこいい星の極みにおられるのは、田中裕子さんだと思っていて、
阪本裕二さん×田中裕子さんといえば、ドラマ Mother がもう、思い出すだけで泣きそうになってしまうのですが、
お若い頃の魅力、美しさと、気もちを全部持っていかれてしまうような吸引力のとんでもなさも、ものすごく言いたい、伝えたいのです。
昭和のドラマはその異世界感も相まって、たいていおもしろいのですが、その中でも、なんなら令和の現代まで時間軸を引っぱってきても、殿堂入り1位の組み合わせは、
小林薫さんと田中裕子さんのドラマなんですよね。
これを日曜日の茶の間にお届けしていたなんて、昭和すごい。
画面からあふれ出る禁断の香りに、家族じゅうが気まずくなったりしたこととお察しします。
そんな田中裕子さんが、初恋の悪魔にもちょっとだけ出演されていて、なんだかとてもありがたい。
田中裕子さんは1955年4月29日生まれ。
金の星のひとで、ハートの星は革新です。
田中裕子さんが外国に拠点を置いたりしなかったのは、時代の違いなんだろうな、としみじみ。
田中裕子さんの星は、国内をメインで活動されているのが不思議でしかなくて、
桃井かおりさんとはまた違うところでの尖り、切り込み隊長な星になります。
わたくしごときがその魅力を語れるはずもありませんが、実力はもちろんのこと、開拓する勇気と強い運、すべてを持っておられます。
田中裕子さんにとって、日本の芸能界は狭くありませんか?
飽き飽きすることは、ありませんか?
そんな風に聞いてみたくなってしまいます。
大ファンだからしんどい。田中裕子さんは2023年ぐらいから引退のムードに入ってしまう。
ううう。占うんじゃなかったです。
来年ぐらいから、そんなムードなんですよね。