カリカリもスルスルも。占いメモに合う万年筆「ライティブ」2本の話

 

命式は、ネットで出せば一発で間違いもないのですが、私は手で書いています。

たとえば「何となく気になる箇所」とか、「ん?ここ違和感あるな」みたいなポイントは、手を動かしているほうが圧倒的に気づきやすいんですよね。


ただ眺めているだけでは入ってこない情報が、ペンを握ることでじわっと染みてくる感じです。

 

なので今でも、占いをするときだけはA4のコピー用紙に手書きで、

ペンの選び方はけっこう大事だったんだなと、改めて気づいたところです。

今日はその相棒、万年筆の話になります。

軽い万年筆はメインのペンになる

これまで万年筆は、「おしゃれアイテム」として、気に入ったものをたまに使っていたのですが、

「さすがに重いよね」「何本もいらんよね」ということで手放したままでした。


ですが最近、一気に印象が変わりました。

まず、とにかく軽い。
これ、めちゃくちゃポイントでした。
書いていて重いペンだと、疲れてきて意識がそっちに行っちゃう。
でもこちらはびっくりするほど軽くて、長時間書いても疲れにくい。
集中力が途切れないのって、占いのときには本当にありがたいです。

 

F(細字)はカリカリ感がクセになる

私が持っているのはF(細字)とM(中字)の2本。
まずFのほうは、細かく書きたいときにぴったりです。

占いは漢字が多めなので、細かさ重視のシーンが多い。
Fはその「カリカリ…」という細い書き味が気持ちよくて、ちょっとクセになる感触です。
ペン先が紙に引っかかる感じが、「よし、書くぞ」って気分にしてくれる一本になります。

 

M(中字)はスルスル滑ってノンストレス

一方で、M(中字)はFと全然違います。
とにかくスルスルと滑らかで、ノンストレス。
文字の輪郭がほんのり丸くなるのも、なんだかゆるい気持ちになります。

思考をそのまま流し込みたいとき、さささっと書きたいときはMがぴったり。
感覚的には「F=まとめたいとき」「M=出したいとき」みたいな使い分けになっています。

 

インクの色も楽しみのひとつ

そして密かにテンションが上がるのが、インクの色です。
黒はもちろん使いやすいんですが、私は断然ブルーで、

特にブルーインクは、鮮やかでパッと目を引く色合いです。
書いていて元気になるし、用紙を見返したときも気分が上がるんですよね。
ちなみに、青系でも「ブルーブラック」は落ち着いた印象で、雰囲気を変えたいときにおすすめ。

カートリッジを差し替えるだけで気軽に色を変えられるので、その時の気分で選ぶのも楽しいですよ。

 

書いて気もちいいのは嬉しい

今時、書かなくても占いはできるけど、あるとぜんぜん違ったりします。

手で命式を書いて、感覚で流れを読むには、
気もちのいい道具があるだけで、集中力も気分も変わります。

 

どちらも1,000円台とは思えないほどのクオリティで、おすすめです。

「手で書く占い」が好きな方には、本当に推せる2本です。

 

そんな手で書いた占いも、読んでもらえたら嬉しいです。

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