最後の英語学習は、ミニマムにすればするほど面白くなる話

ChatGPTに相談してみました。

「英語中級者が、1年間でTOEFL iBT 70になる学習プランを考えてください」

TOEFL iBTとは、英語を母語としない人が海外の大学や大学院で学ぶための英語能力を測るテストで、70だとTOEIC800ぐらいのレベルになります。

TOEICとTOEFLの違いは、TOEICがリーディングとリスニングの2技能試験なのに対し、TOEFLはスピーキングとライティングを加えた4技能になっています。

それに対してさすがGPT、一見すると完璧な学習プランをプレゼンしてくれました。

月曜日はこれ火曜日はこれ。と、数冊の参考書とウェブサイトをぶん回した時間割で、

早速翌日から(参考書は買わず)それっぽくやってみたところ、ぜんぜんダメでした。性格ですね。

単語、文法、長文読解、スピーキング、ライティングと「まんべんなく」学習する効率の悪さを痛感しました。

GPTとの会話を削除し、書店をぶらぶらしながら考えた結果、

英単語の勉強だけを1年間やる。同時にリスニング&シャドーイングも短時間欠かさずやる。これがベストだという結果に至りました。

単語学習の電子書籍は1冊だけ、それを1年ずっとやる。※

これはAI学習よりも面白いと思うんですよね。

覚えたことを増やしていくだけという加点法は、ゲームのようです。

リスニングとスピーキングは体得するのに時間がかかるので、コツコツやることにしました。

英語のハノンは、英文法をシャドーイングで覚えるという、素晴らしいドリルになっています。

ひたすら単語を貪ったら、1年後に文法と長文読解、ライティングのフェーズに行きたいです。

そのときにはもう、「メガネをかけたら同時通訳」とか「イヤホンつけたらリアルタイム翻訳」とかあると思うんですよ、普通に。

なのにやりたくなっちゃうの、何なんでしょうね。

※追記

大量の英単語を爆速で覚えるならばmikanアプリが最強で、上記リンクの「TOEFLテスト英単語3800」も網羅しています。