「若者のモームリけしからん」調のニュースを目にすることが多くなり、春だなぁと遠い目になっています。
若者が〜、といった世代論をあえてカマすならば、体力がありすぎてものすごく悩めちゃうし、自分への期待も高くなりがちだからしんどいよね、です。
おじちゃんおばちゃんになると、悩み続ける元気もないので、自分をいい感じで諦めるという保身術も身につき結果結構楽に生きれたりします。
とはいえ、「〇〇さん(上司)は私をどう評価していますか?」というご相談は、いつだってトップ3に入る殿堂入りで、
老若男女気になるところなのが伺えると同時に、このご質問は、老、若、男、女、それぞれの立場の方にとって少しづつ意味が違うことが多いとも感じています。
冒頭からデカすぎる主語ばかりで、可燃性の高さに書きながら震え上がっているのですが、
つまり、占いの答えに「納得」していただくことをテーマに進めていく中で、男性は「今からやること」が超明確になればゴールなのに対し、
女性や若い世代の方は、上司から(口先だけでも)認めてもらえないとスッキリできないゴールできない。となってしまうことがあります。
私も女性なので、その苛立ちはあるあるで分かりすぎるぐらいなのですが、
超ドライなビジネス脳100%な男性に対して、女性はちょっと優しすぎるんでない?と思う、いや考えられるようになったのは、
「会社とはどんな所なのか?」女性が陥りやすい問題点が理解できたからで、
それを叶えてくれたのがこの一冊です。グッサグッサ刺さりまくりました。
初版発行が2009年、当時大ベストセラーになったのでご存知の方も多いと思うのですが、モームリなタイミングにの方には今だってぜひ読んでいただきたいのです。
特に「女性が企業で働く」なかで、誰も教えてくれない本当のことと、じゃぁどうしたらいいの?の全てが網羅されています。
ここでいい感じに引用できたらいいのですが、肝心な所がありすぎて選べない。それぐらいぎっしり詰まっています。
働くことの「嫌」を「嬉」に変えることはすごく難しいけれど、
「どんなところなの?」が芯まで理解できれば希望の光だって差し込むかもしれないはずで、その力がこの本にはあると思っています。
おすすめいたします。