麻辣湯(マーラータン)がワイルドだったので作ってみた話

マーラータンが流行っているらしいぞ、どうやら火鍋っぽいらしい。

火鍋は大好だけどアレ、ふらっと行ける感じではないんだよなーと足が遠のいていたので、これ幸いと行ってみたらなかなかワイルドだった話になります。

近所の人気店は、通常40分から並ぶらしいとのことなので、開店すぐの時間帯を狙ったところまさかの一番乗りになってしまいました。

後列がどんどん渋滞していく中、先頭でキョロキョロしていると入り口ドアに、

「まず食材を選んで注文して」の貼り紙が。

これはつまり、オーダーしてから座れって意味なのか?

開店時間になってもその気配がないので店内を覗き込んでみると、ミーティンングしている者、食事をしている者、畳んだ段ボールの山を引きずっている者、飛び交う大声の中国語、ワイルド。

すると店員さんが顔を出し「いいよ。」開店です。

自動ドアはなぜか開かないので手動入店、システムはどうやらミスタードーナツのあのレーンな雰囲気です。

左手に巨大ボウル右手にトング、先頭のプレッシャーから必要以上にサクサク動いてしまう。小松菜春菊湯葉レタス、ラム肉イカエビ椎茸きくらげー

しまった取りすぎたと思ったときにはレジ前でもう戻れない。

店員さん「辛いどうする?」

私は辛さレベルの表の初心者マークを指差し、「すごく辛い?」

店員さん「すごく辛い」

この場合、まず食べられるようにするのが最優先なので、初心者マークよりさらにマイルドな「小辛」をオーダー。

1,000円以上の会計の人には、80グラムの麺類が無料でトッピングされるようで、さつまいも麺や牛すじ麺を選べるようです、って牛すじ麺⁈

「牛すじ麺って何ですか?」

「一番人気おいしいよ。」ノールックでボールに投入。

先頭ですからね、文句は言いません。計量と会計に入ります。

店員さんはスッとレシートを差し出し、

「2,880円」

さすがに具を入れすぎた。食べ切れるのだろうかとドキドキしながら着席して待っていると、程なくして運ばれてきました。

良かった。普通のラーメンどんぶりに収まっているではないですか。

待っている間に検索したところ、牛すじ麺の原材料は小麦粉やコーンスターチで、もちもちぶりぶりしている麺とのことで一安心。

お味は想像通りで、火鍋に出汁が入っている感じ。私は小辛でギリギリのレベルでした。

 

でも正直、これ簡単に作れるんじゃね?

で後日簡単に作れました。レシピを載せておきますね。

【マーラータン 一人分】

材料

(スープ)

刻みにんにく、刻み生姜 各小さじ1

豆板醤 小さじ1

甜麺醤 大さじ1

花椒 少々

醤油 小さじ2

水 250ml

豆乳 250ml

鶏がらスープの素 大さじ1

輪切り唐辛子 お好みの量

パクチー お好みで

 

(具材)

エビ、ラム肉(冷凍でしゃぶしゃぶ用のもの)小松菜、きくらげ、豆腐、玉ねぎ長ネギなどを入れてみました。

先に丼鉢に全ての具材を入れてみることで、量が多くなりすぎないようにしました。

 

作り方

1、ごま油でにんにく、生姜、花椒、刻み唐辛子を熱し、香りが立ってきたら豆板醤と甜麺醤を入れ混ぜる

2、水とガラスープの素、醤油を入れ、沸いたら具材をじゃんじゃん入れる

3、火が通ったら豆乳を入れコトコト、塩胡椒で味を整えネギやパクチーをトッピングして完成です

 

食べながら辛みを調節するのがいいかも、でやってみたら最高でした。スパイスの風味もそのまま楽しめます。