部屋の片づけ方法や整理術に興味を持つようになって、しばらくが経ちます。
やましたひでこさんの断捨離や ときめくモノにフォーカスしたこんまりさんなど、あれこれ溜めこんでしまう“心”にアプローチした内容は掃除欲を覚醒させ、
もうこのジャンルでこれ以上の切り口はないだろうなと勝手に思っていましたが、ありました。
個人的影響力 ナンバーワンの一冊でした。
ミニマリストの男性って、真っ黒な服着て真っ白な部屋の中でVRゴーグルつけてるアップル信者なイメージしかなくて、いやそれもあながち間違いではなかったんですけど、
でもですね、そのちょっと馴染めなさそうな雰囲気を遥かにしのぐ説得力。
今まで心の中でイジっていたことを謝りたいです。ごめんなさい。
そもそもどうして、生きるのには必要のない物まで買ってしまうのか。
だって人間は絶対的に孤独→社会性があるから自分の価値を高めたい→手っ取り早く買う→刺激・違いを求めずにはいられない、つまり飽きる→また買う。
詳しくは是非読んでいただきたいのですが、このループの考察は目からウロコで腹落ちしまくりました。
だからと言って、またしょーもない物を買ってしまうだろうなともうっすら思っていますが、それでも知っておいてよかったです。
ぼくは、ぐるぐるしている思いパソコン
ぼくは「処理中」のアイコンがぐるぐるしている、あの思いパソコンだった。
新しいことをしたくても、データは満載、同時並行にやることも多すぎてフリーズ寸前だから軽い作業しかできない。人間は1日に6万のことを考えていると言われている。そのうち95%は昨日と同じことを考えていて、さらにそのうち80%はネガティブな考えだそうだ。
ほんとそれです。意識しないで生きてると、そうなるようにできてるとしか思えないヒューマン。
もうひとつ、己の偏見ぶりを猛省しているのがスティーブ・ジョブズさんに関するエピソードで、
BSの番組もしっかり感動したんですけどね、それでも「でももし同じ職場だったりしたらめんどくさそうこの上ないタイプだな」と、こっそり思っていました。
ごめんよスティーブ。この本を読んであなたからも感銘を受けまくりました。
ジョブズはデザイナーが提出するアイデアなども「1つだけ」を喜んだという。
本当に最高なものは1つだけしかないはずなのに、なぜ2つも3つも必要なのかと?
最近のiPhoneにはカメラのレンズ3つありますけど、これは由々しき事態なのでしょうか。
これから熟読したいと思います。
もし私が、 ISSEY MIYAKE の黒いタートルネックにリーバイスの501、足元はニューバランスのスニーカーでイキり散らすことになったら、察してそっとしておいてもらえるとありがたいです。