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太陽の星のひとは、世のためひとのために生きて開運。
スケールが大きいんですよね。
太陽の星のひとの本質は、人を育てよりよくしてあげたいという情熱だったりします。
広い視野で全体を把握し、あたたかく伝えます。
そこに個人的なメッセージはあまりなくて、事実を事実として教えます。
尽くすんだけど、相手はそれをどこかで「あたりまえ」って思いがちで、
いつもほがらかで明るいから、まわりのひとが頼って甘えてしまうんですよね。
一見すると損な役回りに感じてしまうかもしれません。
でも、そうじゃないんですよ。
太陽がない世界を想像できないように、太陽の星のひと、けっこう偉大なんです。
野村克也さんは、1935年6月29日生まれ。
太陽の星のひとで、ハートの星は仲間 です。
この星をもつひとは、とにかく人間関係に強いのです。
少しぐらいクセの強いひとでも自分のフィールドに引き入れ仲よくなってしまいます。
とにかく交渉上手なのです。
想いを情熱的に伝えることで、仲間を増やしていきそれが財産になっていきます。
野村克也さんを占うと、地頭がいい、どころかキレッキレなのです。
お金よりも仕事のクオリティを求め、意識はいつも外に向いています。
そのためになかなか神経が休まりません。そして慎重すぎるぐらい慎重なのです。
それは先天的な性格というよりも、後天的にそうなってしまったようなところがあって、「うまくいきそうだな」と思うとひっくり返されたりした結果、慎重さが身についてしまったのではないでしょうか。
野村沙知代さんは、1932年3月26日生まれ。
太陽の星のひとで、ハートの星は伝統 です。
この星をもつひとは、ちゃっきちゃきの江戸っ子です。
下町ノリで、言葉はぶっきらぼうで威勢がいい。
なんとなくイメージつきますか? パッとみた感じはちょっとコワモテにみえて、ほんとうはもんのすごくやさしい人情家。
いちど好きになると、どこまでも愛して許します。
過ぎるぐらいのお人好しなのです。
野村沙知代さんを占うと、お坊さんのようなのです。
ひとを育てその才能を伸ばすことを、いつもまじめに考えている肝っ玉母さんのような愛をもつひとです。
メディアでの印象とはずいぶん違いますよね。
違うからこそ、野村監督は自分だけが知っている沙知代夫人をより愛したのではないでしょうか。
ほんとうはものすごく似ている夫婦なんです。
もっている星だけじゃなく、生きかた、処世術、世渡りのしかたがすごくよく似ているんです。
夫婦はもともと他人だけど、そう思えなかったはずです。
だけど克也さんは繊細過ぎるぐらい細やかで、沙知代夫人には迷いがない。
愛して守りぬく。そんな性格の違いを補い合いながら、でも衝突はしないようにどこか距離をおく。
大人になった双子の兄弟のようなのです。
それは一心同体よりもずっといいな、と思うんですよね。
心よりご冥福をお祈りいたします。